July 07, 2009

世界広告市場でみるネット広告費はまだまだ伸び盛り

さっき「ネット広告の限界」って書いたとこなんだけど、すぐその直後に09年の広告市場の予測というのが発表された記事を見た。

予測によると「ネット広告費は前年比10.1%増の567億9700万ドル」だとかで、「09年の世界広告費は前年比8.5%減の4564億7900万ドル。ネット広告の占める割合は12.6%」となるみたい。



予測は英ゼニスオプティメディア社のもの。世界規模でみると、やっぱりまだまだこれからネット広告の市場は伸びて行く。パイは広い。

アメリカでは「ドラッジ・リポート」や「ハフィトン・ポスト」が公平性や公正性を頑に守り報道し続けるCNNやNY TImesなどのアクセス数の2倍、3倍という読者を抱える。ただしこれらのサイトは極右派だったり、政治批判が多かったりする。また、ブログという形態で300人にもおよぶ有名ブロガーに記事を日々投稿してもらっているので、信憑性にかけたり、ものすごく私的な意見がおおかったりもする。

でもアクセス数はすごい。

単純に広告として考えると期待効果は高く、広告を出す価値があるかもしれない。

けどさ、そういうことで、ネット広告市場は伸びていいのかな?話題性だけで出稿していいのかな?と疑問はあるよね。注目をあびるためには必要な手段かもしれないけど。


過渡期にあるネットビジネスが、伸び、そしてどんな方向に向かうのか、どこかの市場を食いつぶしながら肥大化するのか、それとも、新たな市場にいづれ負けるのか。面白い流れがくるね。

chaaasan at 13:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

ネット広告の限界

ネットビジネスについておもしろい考察を読んだよ。

今回は、ネット広告の成長が停滞するなか、課金ビジネスはコンテンツプロバイダーの今後の成長を助ける柱となりうるのかを考察する。(勝間和代のITマーケットウォッチ)



新聞や雑誌、テレビ等の広告が減少する中、ネット広告だけは順調に2桁成長を続けてたのだけど、そろそろ限界みたい。そもそもネット広告って費用対効果が、現実以上に期待されすぎてて、ほとんど費用対期待の中で値段がつり上げられてた気がする。

そもそも「アクセス=広告費用」となっているのだけど、それはテレビや紙媒体の広告の考え方と一緒だよね。視聴率とか。

時間的/空間的制限がないインターネット上でのアクセスは一攫千金、ビックビジネスだと考えるのは至極当然。だからすごく期待されて、金額があがった。

けど、もう限界なんだね。

「誰でもいつでも見られる」は「誰もいつも見ない」と紙一重なんだと思う。よくマーケティングの教科書とかでは書いてあるけど「顧客」っていうお客様はいないんだよね。購入してくれる人、訪れてくれる人はきちんと人格があって「中央区に住んでいるAさん」とか「銀座の洋服店にお勤めのBさん」とかね。

新規に始めるときはリアルなお客様がわからないから、なるべく詳細なペルソナを設定することもある。BtoBの場合は、企業分析なんかも一生懸命したりね。

これらで大事なのは、記事にもあるけど、ブランドにバリューを持たせて囲い込むことだったり、リアルなプラットフォームにいかに持ち込むのか、ということなんだろうね。

そして「視聴率」「アクセス数」という考えで広告費用をもらうことより、コンテンツの課金モデルで少額で多く集める方が確実になってきてる。

インターネットの媒体は「無料」が当たり前だったから、あえて「有料」でコンテンツを見たり使える事にはロイヤリティを感じるしね。ちょっとした優越感とかね。所属意識もうまれるかも。

そしたら、有料のコンテンツを提供する側も「責任」を感じ、不特定多数への誹謗中傷や根拠の無いことも淘汰されて行くかな。


2009年、2010年とネットのビジネス、倫理観が再度問われてくる時期なんだろうね。



chaaasan at 12:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

July 06, 2009

ホピ族の長老の言葉

「あなたにとってクラウドとは何ですか?」

という質問を受けて、考えてみた。きっと技術的に答える事を期待されていたのだろうけど、私は技術を語ることは出来ないので、クラウドの精神について考えてみたの。

2年くらい前のちょうど今頃かな。要求開発などで発表が続いて、ファシリテーションとかマネジメントとか、そしてコミュニティについてすごく考えていたとき。

コミュニティやクラウドのTAO(道)みたいなものだと思って、すごく好きな言葉を見つけたの。

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ホピ族の長老の言葉


「あなたがたは、この世の終わりだと言い続けてきた。さあ、みなのところへ行って、いよいよそのときが来たと告げなさい。そして次のことを考えてみなさい。

あなたはどこに住んでいるのか。
何をしているのか。
だれと暮らしているのか。
その人たちとよい関係にあるか。
どこから水をくみ、
畑はどうなっているか。
ありのままの自分を語るべきときが来た。
仲間をつくりなさい。
互いに仲良くしなさい。
そして、他人にリーダーになってもらおうなどと思わないこと。
いまはいい時代かもしれないのだ。

 急な流れの川がある。川幅も広く、流れが速いので、怖がる人もいるだろう。岸にしがみついたり、別れ別れになるのを恐れて嘆き悲しむ者もいるだろう。だが川は必ずどこかへ流れ着く。長老たちは言う。岸にしがみついていてはいけない。流れの真ん中へ出ていきなさい。目をしっかりあけ、頭を水から出しなさい。一緒にいる人たちの顔を確かめ、そのことを喜びなさい。こんな時代にあっては、何事も独りでやろうと思ってはいけない。何よりも自分自身を私物化してはいけない。そうしている限り、心の成長も心の遍歴もとまってしまう。一匹狼の時代は終わった。身を寄せ合おう。心のなかからも、口からも、言い争いの種を取り除こう。すべてを清らかに、喜びのうちに行おう。私たちの待ちこがれていたものは、私たち自身なのだ。

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クラウドって、よくわからない考え方だと思う。SLAとか契約書を書いてみるとわかるけど、責任の所在を明記することが難しい。データが"どこに"あるのか、などはわかりやすい例だね。

言っている事は美しい。手を取り合って、心を開いて、一緒に前に進もう。

でも、それじゃビジネスはできないよね。どこかからお金をもらわないといけないし、投資もしないといけない。空からサービスは降って来ても、お金は降ってこない。

流れ出した川を止めたくても、もう止められない。どこかに流れ着いてしまう。

ただ、私はクラウドってものすごくよく機能している組織のことだと思ってる。企業の枠すら超えてね。

野球は詳しくないのだけど、フォーメーションがものすごくとれている野球のチームプレーみたいに思う。

ショートがボールをとろうとすれば、セカンドやセンター、レフトまでもがフォーメーションをとり、
例えエラーしたとしても、必ずボールは拾える。
組織として、そのフォーメーションの中にいる限りは前に進める。

1つのボールに対して9人がかりで対応をする。

特定の個人だけが頑張るのでは成り立たず、組織として、誰がどんな状況になろうとも、機能する。


だからよく考えて、フォーメーションを組んでいけば、ビジネス的にはものすごく取組みやすいのではないかな。上下関係ではなくて、バックアップ体制、フォーメーションだからね。

私もビジネスに取組んでいこうかな。



chaaasan at 11:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!